ようこそ日本へ!ロシア人留学生来函
今年もウラジオストク本学から日本と日本語を学ぶロシア人留学生がやってきました。2年生と3年生女子4名の留学生たちは、函館校で授業を熱心に受けています。
この留学は、(一社)函館青年会議所・(公社)函館法人会青年部会・道南建設二世会・函館青色申告会青年部・えぞ共和国・函館商工会議所青年部のまちづくり青年6団体などで組織するロシア極東大学留学生支援実行委員会の招へい事業によるもので、今年で18回目となります。
10月29日(水)に夕方に函館に到着した留学生たちは、函館校でホストファミリーとの対面式とオリエンテーションをし、その日の夕食からすぐにホストファミリーとの生活を始めました。
翌日30日(木)は自治会対面式を行い、本校の学生たちと交流しました。
31日(金)には実行委員会主催による歓迎パーティーが開かれました。中でも函館悦山会の民謡を聞いた留学生たちは、初めてということもあり、最初は驚いた様子でしたが、その歌声の素晴らしさに惚れ惚れしていました。
11月に入ってからは、日本文化体験ということで書道・華道・茶道の授業を行いました。どの授業においても真剣に取り組み、書道と華道の授業では素晴らしい作品ができました。茶道では、函館西高校茶道部の女子高生と交流しました。初めてのお茶席に緊張していましたが、最後は別れを惜しむほどに楽しんでいました。
また、函館市役所表敬訪問も行われるなど、留学生たちは毎日忙しい中でも函館での生活を楽しんでいます。
函館の滞在は、11月16日(日)までの日程となっています。
残り少ない時間の中でも、まだまだ学ぶことはたくさんあります。日本の生活習慣に触れながら、日本の良さを感じて、また函館の良さを理解して、生きた日本語や文化を学んでほしいと思います。
函館校の学生にとっても本学からの留学生来校は、ロシア語の勉強になります。お互いに良き友人となり、文化について相互理解を深め、両国をつなぐひとつのきっかけになることを期待しています。