モスクワからロシア正教会交流グループが来校
日本とロシアの政府間協定に基づく事業を行う日露青年交流センターの招聘により、ロシア正教会の聖職者など9名の若手宗教家がモスクワから日本を訪れました。日本に対する理解を深めてもらうために、東京では明治神宮や國學院大學で神道について学んだり、京都では龍安寺や清水寺など仏閣を訪問するなど、日本文化への造詣を深めたそうです。
函館は日本正教会の歴史が始まった場所として、ロシア正教関係者からは重要視されている土地であることから今回の来訪となり、本校には交流の目的で来校されました。
放課後、ロシアセンターで行われた交流会ではイリイン・セルゲイ校長が函館校について概要を説明した後、学生を代表してロシア地域学科1年の佐藤和樹さんがロシア語で歓迎挨拶を行いました。
その後、各テーブルに教員と学生が入り、「なぜロシア語を勉強しているか?」、「ロシアに行ったことはあるか?」など会話を楽しみました。1年生は教員の助けを借りながら、ロシア人と話すいい機会となりました。
グループは翌日、函館ハリストス正教会や旧ロシア領事館、ロシア人墓地などゆかりの地を訪れ、1泊2日の慌ただしい日程で函館を離れました。