留学説明会って何をするの?
函館校のカリキュラムにはウラジオストク本学への留学実習が組み込まれています。
4年制のロシア地域学科では3年次の秋に3ヵ月、2年生のロシア語科では2年次の春に1ヵ月の留学することが卒業要件となっており、学生たちは寮で生活しながら本学付属ロシア語学校で勉強します。ここは外国人のためのロシア語学校ですから学生は韓国や中国を初め世界各国からやってきます。共通言語はロシア語、授業もすべてロシア語で行われます。
もちろん語学の習得ばかりではなく、直接ロシアを肌で感じ取ることにより、ロシアへの理解を深めることも大きな目的です。
単なる観光ではなく留学であること、また海外はまったく初めてという学生もおり、留学前には誰しも期待と不安が入り混じります。
そこで、事前に学生係による留学説明会が3回に渡り開催されます。留学実習の心得やウラジオストクの生活情報の提供、ビザの申請書類の記入など、渡航までに必要な手続きもここで行います。
この日は海外旅行保険の説明に保険会社の方が来てくれました。海外留学実習には保険加入が必須とされており、そのため専門の方に説明を依頼しているのです。このように細やかに説明しますので、安心して留学に行くことができるはずです。
最初は恐る恐るの旅立ちでも、多くの学生たちが充実した顔で戻ってきます。一層ロシアに興味を持ち、帰国後さらに積極的に勉強に取り組むよいきっかけになりますよ。