Оставайтесь дома(家にいましょう)! 計画 1
新型コロナウイルス拡大を受け、函館校は現在休校中で、学生や教員は家から遠隔授業を行っています。
連休中、外出も帰省もままならず、みなさん窮屈な気持ちとともに家で過ごしていると思います。もう少しの辛抱で、この状況から脱出できると信じてがんばりましょう。
Stay Home(家にいましょう)はロシア語にすると″Оставайтесь дома″。
家で退屈しないように、この機会に函館校の教員が学生におすすめしたい本や映画を、随時ご紹介していきたいと思います。
第1回目は1年生の貿易実務と全学年対象のビジネスセミナー担当の渡辺善行先生から、おすすめの本が届きました。
函館では図書館も閉鎖しているので本を読むのも大変ですが、この本はネットで読めるそうなので、みなさんも探してみてください!
<渡辺善行先生のおすすめ>
“Путь из Варяг в Греки” Фазиль Искандер
丁度いま読み進めている短編集が読みやすく面白いので、学生にすすめてみたいと思います。
* アブハジア出身の作家のФазиль Искандерが2008年に出した短編集です。
* AmazonのKindle本のロシア語版を探せば500円ほどで買えます(ロシアのネットでも可能と思う)。
* この作家は生来のユーモアと洞察力をもち、ゆったりした雰囲気の余裕派で、
この作品集は少年時代を題材にした数々の話。
* 表現は平易であり、かつ生き生きしており引き込まれる。
* 2016年に亡くなった人だが、おそらくこの作家は現代ロシア文壇で重要な人と思え、
一読の価値あり。
* 読み始めは第2話のПетухからがおすすめです。