極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
函館から、ウラジオストクから、様々な書き手がお届けします。

ともに歌いましょう、「歌声喫茶」

 ある一定のご年齢の方には大変懐かしい「歌声喫茶」。店に集まった人々が同じ歌を一緒に歌うことを目的とし、1950~60年代に一世を風靡しました。東京では有名な店が何件もあり、連帯感が生まれるフォークソングやロシア民謡を歌う場合が多かったようです。
 函館では「シニアサロン・クローバー」という集まりが定期的に開かれ、地元の音楽家ムックリ横内さんのギター伴奏で童謡、唱歌、歌謡曲まで楽しく歌っているそうです。
 この日は「ロシア民謡を歌うところをロシア人に聴いてほしい!」という要望があり、本校のイリイン・セルゲイ校長が参加しました。
 「ともしび」、「カチューシャ」、「黒い瞳」、「赤いサラファン」など、日本でもよく知られたロシア民謡を、日本語で声を合せて楽しく歌いました。