極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
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ロシアの春の歌を、歌い踊りましょう!

一般向け文化講座「はこだてベリョースカクラブ」の今年度7回目の講話内容です。
テーマ: ロシアの春の歌を、歌い踊りましょう!
講 師:鳥飼 やよい(本校准教授)
 本校では来る2月10日(土)にはこだてロシアまつりが開催されます。このまつりはロシアの伝統行事「マースレニッツァ」をメインイベントとしています。
 マースレニッツァとは冬を追い出し、春の到来を祝うロシアの古代から続くお祭りです。今日は、マースレニッツァで歌われる歌をロシア語で歌い、歌に合わせてロシアの伝統的な民衆の踊りハラボッド(輪舞)のステップを踏んでみましょう。
 それでは実際の音楽を流し、歌の練習をします。
 歌詞は、4番まであるのですが、今回はその中でも3番のコーラス部分を皆さんで歌いましょう。
≪歌詞≫
В роще калина(ヴロシチェ カリーナ)
тёмно, не видно(チョムナ ニ ヴィードナ)
Соловушки там (サロブーシキ タム)     
не поют, не поют(ニ パユート ニ パユート) 
≪意味≫
カリーナは茂り
茂みは暗く、何も見えない
うぐいすは歌わない
歌わない
 次に歌に合わせて、ハラボッドのステップを踏んでみましょう。

 最後に、覚えた歌を歌いながら、みなさんで踊りました。

 初めて見聞きする歌と踊りにも関わらず、終わるころにはきちんと形になりました。受講者のみなさんにも楽しんでいただけたようです。