極東の窓

ロシア極東連邦総合大学函館校がお送りする極東情報満載のページ。
函館から、ウラジオストクから、様々な書き手がお届けします。

秋のロシア人墓地清掃

函館校では6月と10月の年2回、ロシア人墓地のボランティア清掃を行います。

作業の前に、手順を確認します。ロシア人墓地のお向かいは中国人墓地。プロテスタントやカトリックの墓地もあり、一般的に外人墓地と呼ばれています。
秋の清掃は、教職員や領事館関係者のほか、ロシア人留学生やホストファミリー、留学生支援実行委員会のみなさんも含めて大勢で行いますが、今回は函館校の学生たちもたくさん参加しました。
秋の清掃は、落ち葉拾いと枝払いが中心。フェンスからはみ出している枝を切り、集めます。
1時間でこんなにたくさんのゴミが集まりました!
清掃の終わりには、函館ハリストス正教会のニコライ神父が祈祷を行いました。
これは、先日函館に入港したロシアの軍艦「アドミラル・パンテレーエフ」一行が捧げた花輪。異国で眠る同胞に祈りを捧げます。十字架の前の花輪ともども、ウラジオストクから持参してきたそうです。